A1:
マイコンピュータの設定が、拡張子を表示しないように設定されていませんか?
1)マイコンピュータのアイコンをダブルクリックして、上部メニューバーの
[表示]から[フォルダオプション]を選びます。
2)[表示]タブをクリックします。
詳細設定の欄で、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを
はずしてください。
3)適用ボタンをクリックして、「フォルダオプション」の設定画面を閉じてください。
以後、拡張子が表示されるようになります。
※ 拡張子の表示が必要なくなったら、同じように「フォルダオプション」設定画面を
開いてチェックを入れれば、表示されなくなります。
A2:
弊社ディスクから外字ファイル3つを"Windows"フォルダにコピーしましたか?
弊社の外字ファイルは、「Yes2gaij.euf」「Yes2gaij.ttf」「Yes2gaij.tte」の
3つで構成されています。
この3つのファイルを"Windows"フォルダにコピーする必要があります。
よくあるお問い合わせのうち下記の2点について説明します。
A・コピー方法がわからない。
B・コピーしたのに見つからない。
◎A・コピー方法がわからない
1)[マイコンピュータ]アイコンをダブルクリックして、さらに、[3.5インチFD]を
ダブルクリックします。
2)コピーしたいファイル「Yes2gaij.euf」「Yes2gaij.ttf」「Yes2gaij.tte」の3つを
選択状態にします。
選択状態にするには、上部メニューバーの[編集]から[すべて選択]をクリック
すると上記の3つのファイルが選択できます。
3)上部メニューバーの[編集]から[コピー]をクリックします。
コピー先の"Windows"フォルダを開き、[編集]から[貼り付け]をクリックします。
これで、3つのファイルが"Windows"フォルダにコピーされました。
※上記以外のドラッグ&ドロップ方法やエクスプローラを使っての方法などさまざまな
コピー方法があります。Windowsの操作になれている方は、ご自分のやりやすい
方法で行ってください。
◎B・コピーしたのに見つからない
3つの外字ファイルを"Windows"フォルダにコピーしたのに、見つからない場合は、
"Windows"フォルダ内を再度確認してみてください。
どこにコピーされたかわからない場合は、下記の方法で確認することができます。
1)[スタート]ボタンをクリックし、[検索]をポイント、[ファイルやフォルダ]を
クリックします。
2)[名前と場所]シートの「名前」の入力部分に「Yes2gaij」と入力して、[検索開始]
ボタンをクリックします。
3)「Yes2gaij」が見つかれば、下に下図のように表示されます。
これは、
「Yes2gaij」という文字を含むファイルが
C:\WINDOWSフォルダに3つ見つかりました。
という意味です。この場合、コピーは正常に行われましたので、再度外字エディタ上で、試してみてください。
また、見つかったけど、C:\WINDOWSではない場合、外字エディターで設定しようとする時に、表示されません。Windowsフォルダに3つの外字ファイルを移動してください。
見つからなかった場合、ダイアログボックスの下部に「0個のファイルが見つかりました。」というメッセージが表示されます。正常にコピーが行われなかったものと思われます。再度コピーを行ってください。
A3:
「外字エディタ」上で、外字ファイルを設定しましたか?
外字ファイル上で、MSゴシックとMS明朝、MS UI Gothicに、弊社製外字ファイル
「Yes2gaij.tte」が設定されていますか?
よくあるお問い合わせのうち下記の3点について説明します。
A・設定方法がわからない。
B・設定したのに表示されない。
C・なぜこの3つのフォントに設定するのか?
これらの方法で解決しない場合は「Q9」にも対応方法があります。
◎A・設定方法がわからない
1)[スタート]ボタンをクリックし、[プログラム]をポイント、[アクセサリー]から
「外字エディタ」を開きます。
2)「外字エディタ」を開くと、「コードの選択」画面が表示されますが、
キャンセルボタンをクリックして、[コード選択]画面を閉じます。
3)画面上部のメニューバーの[ファイル]から[フォントのリンク]をクリックします。
4)「フォントのリンク」が表示されます。
「外字フォントの種類」欄の「指定したフォントにリンクする」をクリックします。
「フォントの選択」欄で、一覧から「MSゴシック」にカーソルを合わせて
「名前を付けて保存」ボタンをクリックします。
5)「外字ファイル名の変更」画面が表示されます。
"WINDOWS"フォルダ内のファイルが表示されていますので、「Yes2gaij.tte」を
指定して保存ボタンをクリックしてください。
弊社ディスクから3つの外字ファイルが、"WINDOWS"フォルダに
コピーされていないと、ここで「Yes2gaij.tte」が見つかりません。
よくある質問集のQ2を参照してください。
6)「フォントのリンク」画面に戻ったら、続けて、MS明朝、MS UI Gothicも
同じようにフォントのリンクを設定します。
設定し終わると、下図のような設定となります。
確認ができたら、OKボタンをクリックしてください。
◎B・設定したのに表示されない。
コンピュータの機種、あるいは、各自の環境設定によっては、MSP明朝、
MSPゴシック、に設定しなければならない場合もあります。
マニュアルどおりに設定してもなお、表示されない場合は、MSP明朝、
MSPゴシックも設定してみてください。
◎C・なぜこの3つのフォントに設定するのか?
フォントのリンクの設定をMSゴシックとMS明朝、MS UI Gothicと
指定しているのは、
MS明朝 ・・・本製品「外字辞書セット」は明朝体で作成してあるため
MSゴシック・・・漢字変換の際に変換候補ボックスに表示される一覧表示のため
MS UI Gothic・・・辞書ツールの「単語の一覧」表示のため
上記の理由から、この3つのフォントにリンクするよう設定してください。
A4:
収録されている外字を確認するには、以下の3つの方法があります。
◎A・外字エディタで見る。
1)外字エディタを立ち上げ、メニューバーの[ファイル]から[フォントのリンク]を
クリックします。
2)[フォントのリンク]画面が表示されますので、「外字フォントの種類」欄の
「指定したフォントにリンクする」をクリックして、OKボタンをクリックします。
3)上部メニューバーの[編集]から[コードの選択]を選びます。
弊社製外字の一覧が表示されます。目的の外字をクリックして、OKボタンを
押すと拡大表示されます。
※ここでは、見るだけで、文書などに反映することはできません。
また、作成されている外字で気になる部分など直したい場合は、ここで
修正が可能です。(外字の追加もできます) その場合は、コードなどに
十分注意して修正・保存してください。違うコードに保存してしまうと、そ
の後の変換に支障をきたすことになります。また、弊社では、随時IME
のバージョンアップ対応版や外字の追加などのユーザーサポートサービ
スを行っておりますが、 バージョンアップすると、 弊社外字ファイル内に
修正・追加された外字は削除されることになりますので、予めご了承い
ただいた上で、修正・追加等の作業を行ってください。
◎B・ワープロソフト上で表示・確認する。
ATOK MS-IME
- 「ATOK」の「コード入力」で表示・確認する。
- 1)一太郎などワープロソフトを立ち上げます。
(ATOKをお使いであれば、どのワープロソフトでも構いません。)
- 2)ATOKのパレットの[R漢]の部分をクリックすると、入力モードの
メニューが表示されますので、[コード入力]をクリックします。
- 3)コード入力画面が表示されますので、
「F041」と入力し、変換キーを
押してください。
※弊社製外字は、コード「F041」から使用しています。
外字が表示されますので、目的の外字をマウスでクリックして確定し
てください。文書に反映されます。
ボタンをクリックすると、次ページ・前ページに進みます。
-
「ATOK」の「文字パレット」で表示・確認する。
- 1)一太郎などワープロソフトを立ち上げます。
(ATOKをお使いであれば、どのワープロソフトでも構いません。)
- 2)ATOKパレットのメニューボタンをクリックするとメニューが表示されます。
(ATOKパレット上にポインタを合わせて右クリックしてもメニューが表示されます)
メニューの中の「文字パレット」をクリックします。
- 3)「文字パレット」画面が表示されます。
「和文コード表」シートを表示させます。
フォントは「MS明朝」に、体系は「シフトJIS」に設定してください。
コード「F040」から弊社製外字が表示されます。目的の外字をクリックすると、
文書に反映されます。
- 「MS-IME」の「コード入力」で表示・確認する。
- 1)MS-WORDなどワープロソフトを立ち上げます。
(MS-IMEをお使いであれば、どのワープロソフトでも構いません。)
- 2)ワープロソフト文書上から直接
「F041」と入力して、ファンクションキーの
F5を押します。
- 3)コード一覧画面が表示されますので、目的の外字をマウスでクリックして
確定してください。文書に反映されます。
※弊社製外字は、コード「F041」から使用しています。
◎C・ワープロソフトで取込み・印刷する。
一太郎
MS-WORD
その他のワープロ
- 「一太郎」で「外字リストY.jtd」を開いて表示・印刷する。
- 1)一太郎を立ち上げます。
弊社「外字辞書セット」のディスク2をFDドライブに挿入します。
- 2)ディスク2の中に「外字リストY.jtd」というファイルがありますので、
一太郎からファイルを開きます。
- 3)必要に応じて、印刷をして下さい。
- 「MS-WORD」で「外字リストY.doc」を開いて表示・印刷する。
- 1)MS-WORDを立ち上げます。
弊社「外字辞書セット」のディスク1をFDドライブに挿入します。
- 2)ディスク1の中に「外字リストY.doc」というファイルがありますので、
MS-WORDからファイルを開きます。
- 3)必要に応じて、印刷をして下さい。
- 上記以外のワープロソフトで「外字リストY.txt」を開いて表示・印刷する。
- 1)お使いのワープロソフトを立ち上げます。
弊社「外字辞書セット」のディスク1をFDドライブに挿入します。
- 2)ディスク1の中に「外字リストY.TXT」というファイルがありますので、
ワープロソフトに取り込んでください。
- 3)必要に応じて、印刷をして下さい。
この場合、段組など見やすく加工はされておりません。
各自見やすいように加工してから印刷することをお勧めします。
A5:
辞書に合併した外字辞書用の読みが、変換候補ボックスの最初の方に
表示されてしまうのは、ATOK、MS-IMEともに辞書の仕様となっております。
それぞれ辞書のプロパティで「学習機能」を”ON”にすれば、使っている
うちに、普段良く使っている字が最初に出てくるようになります。
-
-
MS-IMEの場合
-
-
ATOKの場合
A6:
1度合併した「読み」が二重に登録されることはありません。
既に外字辞書セット用「読み辞書」は合併されているものと思われます。
以下の方法で確認してみてください。
-
-
MS-IMEの場合
-
-
ATOKの場合
上記のように、それぞれ登録単語が表示されていれば、外字辞書用の
読み辞書は既に合併されていることになります。
A7:
「外字ファイル」が物理的に破損している可能性が考えられます。
再度、弊社フロッピーディスク2から、外字ファイル3つをWindows
フォルダにコピーしてから、外字エディタ上で再度外字ファイルの
設定をして下さい。
それでも、なお、同じ現象が直らない場合は、フロッピーディスク内の
外字ファイルの破損が考えられます。
無償交換に応じますので、お手数ですが、フロッピディスクを弊社宛お送
り下さい。弊社にて確認後、新たにフロッピーディスクをお送り致します。
A8:
この現象は、New Gulimフォントがインストールされていると、登録された外字ではなくハングル文字が表示されます。
このフォントには、本来外字専用の登録可能な文字コード 0xF140 から 0xF9FC にハングル文字が割り当てられてしまっているため、
起こる現象のようです。
マイクロソフトのサポートセンターによると、Excel 2002、Access 2002、PowerPoint 2002などで、この現象が確認されているとのことです。
【解決方法】
OfficeXPの[Office 共有機能] の[インターナショナル サポート]をインストールすると自動的に韓国語フォントもインス トールされます。
弊社製の外字を表示させるためには、New Gulimフォントを削除する必要があります。
以下の方法をおためしください。
1.[スタート] メニューの [設定] をポイントし [コントロール パネル] を開きます。
2.[フォント] フォルダを開きます。
3.フォント名 New Gulim を削除または別の場所に移動します。
「OfficeXP」がプリインストールされているマシン環境でも同様の現象が発生しているようです。
A9:
弊社「外字辞書セット」の設定終了後、外字を変換する際、変換候補ボックスに外字が表示されない現象が一部確認されました。
これは、WindowsXP上でMS-IME2002を使用した環境で、MS-WORDのようなワープロソフト上で外字を使用した際に起こることが報告されています。外字の読みを入力し、変換キーを押すと、変換候補ボックス内の外字が表示されず、「・」で表示されてしまいますが、決定するとワープロソフトの画面上には外字が表示される、という現象です。
MS-IME2002の辞書ツールで外字の読み辞書を登録し、外字エディタでMS明朝、MSゴシック、MS UI Gothic、さらにMSPゴシックに設定してもなお、上記のような現象が生じた場合は、下記の操作を行う必要があります。
(注意!)下記の操作は、レジストリを修正する作業ですので、慎重に行ってください。
1)WindowsXPが起動している状態で、[スタート]ボタンから[ファイルを指定して実行]をクリックしてください。
(起動しているプログラムがある場合は、すべて終了してから作業を行ってください。)
2)レジストリエディタを起動します。
ファイル名を入力する「名前」欄に、「regedit」と入力して[OK]ボタンをクリックします。
3)レジストリエディタが起動して、下図のような画面が表示されます。
左側ボックスのフォルダ一覧の中から、「HKEY_CURRENT_USER」というフォルダのプラス記号(+)をクリックします。
4)さらに、その階下の「EUDC」フォルダのプラス記号をクリックします。
5)「EUDC」フォルダ内の「932」というフォルダをクリックします。
6)作業を行う前に、現在設定されているレジストリをバックアップします。
(6-1)「EUDE」内の「932」というフォルダが選択されて反転している状態から、上部メニューの「ファイル」から「エクスポート」を選択してクリックしてください。
(6-2)「レジストリファイルのエクスポート」画面が表示されます。
保存ファイル名を入力してください。ファイル名は、各自わかりやすい名前を入力します。
ここでは、簡単に「1234」というファイル名とします。
これで、現在のレジストリファイルのバックアップ作業は終了です。
7)修正作業に戻ります。レジストリエディタ画面に戻ります。
画面の右側に現在関連づけされているデータの内容が表示されています。
その中の「SystemDefaultEUDCFont」を選択、右クリックをすると、下図のようなポップアップメニューが表示されます。その中から、「修正」を選択してクリックしてください。
8)下図のような入力画面が表示されます。
「Fonts\EUDC.TTE」の部分を、弊社製外字「Law3gaij.tte」と修正してください。
修正できたら[OK]ボタンをクリックします。
(注意)修正作業は、慎重に行ってください。
9)下図画面のように、右端のデータ欄が修正されていることを確認してください。
これで、レジストリファイルの修正作業は終了しました。
上部メニューの「ファイル」から「レジストリエディタの終了」を選択して、レジストリエディタを終了してください。
10)修正したレジストリエディタを更新するためには、コンピュータの再起動が必要です。コンピュータを再起動してください。
11)確認作業
コンピュータが再起動したら、MS-WORD等で外字の読み(例えば「かっこ1」)を入力して、変換キーを押してください。その際に変換候補ボックスに外字が表示されるようになったことを確認してください。
この現象に関しては、弊社でも原因がわかっておらず、これらの修正方法は、Microsoft様から助言を頂いたものです。原因については、各個人の環境によるもので一概に特定はできないとの回答を頂いております。上記をお試しいただいてもなお、変換候補ボックスに外字が表示されない場合は、現時点では方法はございません。WindowsXPの仕様かとも思われるのですが、なにとぞご理解とご了承いただけますよう、お願い申し上げます。
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